第三回『麺(面)食らう落語』
年末の年越しそばはどのように食しようか。
今回は第二回目の予定でした『麺(面)食らう落語』のご案内です。
落語の演目には、『時そば』が最も有名ですが、うどん・そばの入るものが多々ございます。
Ø 春風亭昇太 そば清 ~何という大食
Ø 桂枝雀 時うどん ~上方落語はうどん 江戸落語はそば
Ø 桂枝雀 風うどん(大阪での題目) ~うどんおいしそう
Ø 柳家小三治 うどん屋(江戸での題目) ~うどん食べたい
『風うどん』と『うどん屋』は実は内容は一緒です。上方落語か江戸落語かで演目の題名が異なるだけで、噺の内容は同じです。
このような、大阪と江戸で演目の題名のみ異なる噺は他にもございます。
東西の両名人での聴き比べもお楽しみください。
ところで、日本橋の蕎麦屋さんで、蕎麦を食べて落語を楽しめる店がございます。
皆様と行きたいものですね。
では、良い年をお迎えくださいませ。
最後に、大盛りで正月恒例の『初天神』もつけます。
Ø 春風亭一之輔 初天神 ~こんな父ちゃんもいいなあ