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落語を楽しみましょう(第七回)

『チケットがとれない噺家(2)』

 

少々のご無沙汰でございます。

 

第五回で『チケットがとれない噺家(1)』を掲載したしましたが、いつ『チケットがとれない噺家(2)』が掲載されるのかと。今回でございますが、なかなか手強い噺家さんのご紹介でございます。

YouTubeで演目が無いのでございます。(若いころの演目が数席ありますが。)

つまり、YouTubeで落語は観ることができない。生でしか観ることはできないのでございます。(除くテレビ番組)

且つ、立川流は寄席に出演できないので、ホール落語等でしか観ることができないので、余計にしきい値が高くなってしまいます。

立川談志門下の立川志の輔と立川談春でございます。

 

私見ですが、手を変え品を変えの落語の面白さと花に加え、深みを感じることできる噺家さんでございます。

落語演目のYouTubeは見つからないのですが、出演しているYouTubeはございますので、名前で動画検索してみてください。

 

Ø  立川志の輔 動画

Ø  立川談春 動画

 

【付録:落語の別の楽しみ】寄席囃子について

 格闘技の選手が入場する際、選手それぞれに入場曲がございます。

落語家にもひとりひとり高座の入場曲がございます。その演奏が出囃子でございます。寄席囃子は三味線・鉦・太鼓で演奏され、出囃子以外にも寄席の色物(漫才・紙きり・お神楽など)や落語の風景描写のBGMとしても奏されます。

また、上方落語では囃子の『ハメモノ』入りの陽気な演目が多くあります。

 

『笑点』でおなじみの噺家さんの出囃子は

 春風亭昇太  デイビー・クロケット

 三遊亭小遊三  ボタンとリボン

 三遊亭円楽  元禄花見踊

 林家たい平  ぎっちょ

 林家木久扇  宮さん宮さん

 三遊亭好楽  ずぼらん

 桂宮治  阿波踊り

桂歌丸  大漁節

 

でございます。

 

今回ご紹介のチケットがとれない噺家は、

立川志の輔 梅は咲いたか

立川談春 鞍馬

でございます。

 

寄席でも、ホール落語でも、名人・上手の人気噺家が高座に上がるときに出囃子が奏され、客席から、期待いっぱいの拍手が贈られ、『ヨッ!まってました!』『たっぷり!』の掛け声で、いよいよ噺の幕開けです。

今回は、ご紹介したこれらの出囃子もYouTubeでお楽しみ下さい。

 

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