『チケットがとれない噺家(2)』
少々のご無沙汰でございます。
第五回で『チケットがとれない噺家(1)』を掲載したしましたが、いつ『チケットがとれない噺家(2)』が掲載されるのかと。今回でございますが、なかなか手強い噺家さんのご紹介でございます。
YouTubeで演目が無いのでございます。(若いころの演目が数席ありますが。)
つまり、YouTubeで落語は観ることができない。生でしか観ることはできないのでございます。(除くテレビ番組)
且つ、立川流は寄席に出演できないので、ホール落語等でしか観ることができないので、余計にしきい値が高くなってしまいます。
立川談志門下の立川志の輔と立川談春でございます。
私見ですが、手を変え品を変えの落語の面白さと花に加え、深みを感じることできる噺家さんでございます。
落語演目のYouTubeは見つからないのですが、出演しているYouTubeはございますので、名前で動画検索してみてください。
Ø 立川志の輔 動画
Ø 立川談春 動画
【付録:落語の別の楽しみ】寄席囃子について
格闘技の選手が入場する際、選手それぞれに入場曲がございます。
落語家にもひとりひとり高座の入場曲がございます。その演奏が出囃子でございます。寄席囃子は三味線・鉦・太鼓で演奏され、出囃子以外にも寄席の色物(漫才・紙きり・お神楽など)や落語の風景描写のBGMとしても奏されます。
また、上方落語では囃子の『ハメモノ』入りの陽気な演目が多くあります。
『笑点』でおなじみの噺家さんの出囃子は
春風亭昇太 デイビー・クロケット
三遊亭小遊三 ボタンとリボン
三遊亭円楽 元禄花見踊
林家たい平 ぎっちょ
林家木久扇 宮さん宮さん
三遊亭好楽 ずぼらん
桂宮治 阿波踊り
桂歌丸 大漁節
でございます。
今回ご紹介のチケットがとれない噺家は、
立川志の輔 梅は咲いたか
立川談春 鞍馬
でございます。
寄席でも、ホール落語でも、名人・上手の人気噺家が高座に上がるときに出囃子が奏され、客席から、期待いっぱいの拍手が贈られ、『ヨッ!まってました!』『たっぷり!』の掛け声で、いよいよ噺の幕開けです。
今回は、ご紹介したこれらの出囃子もYouTubeでお楽しみ下さい。
皆様からの、ご意見ご感想ご要望をお待ちしております。
sagamihara.waa@gmail.com 宛にメールお待ちしております。